尊敬する女性
私には昔から尊敬している女性がいる。
その人は、いわゆる社会的弱者の人たちを助けることを、長年生業としてきた。
私は中学生の頃にその女性と出逢った。一目でその人に惹き付けられた。子供心に何か勘のようなものが働いたのだろう。
あなたにも、もちろん尊敬してやまない人がいると思う。
若い時代にそのような人と出逢うと、その人の生き方や考え方が指標となる場合もあると思う。
私はその人と話し、生きる姿勢を想像しとても素敵だと何度も感銘を受けたものだ。
今、その人のように生きているかと言えば、まったくその逆の路線を突っ走ってるようなものだけれど、人に対する考え方の軸のようなものは、やはり影響を受けたまま変わらない。
それを言葉にしようとすると、何か違うものになってしまうような気がするので、敢えて言葉にはしない。
ひとつ言えるとしたら、その女性は人は誰ひとりとして、同じ考えを持つものではないとよく知っているということ。一人一人の個性を認めているということだ。
今の私は到底そうはなれないけれど、いつかそう思える日が来たらいいと願っている。
今日は、素晴らしい青空だ。
私の心も晴れ晴れしている。
この青空のように曇りのない目で、人を見つめられたらと思う。