2018-01-01から1年間の記事一覧

慣れ親しんだ「入れ物」から出る

私はとても意固地な性格だ。自分の考えをなかなか変えられない。すぐに人に意見を求めて影響されるけれど、その実行動は変えない。変えられるほど「素直」にはできていない。 自分の方法で上手くいかないのなら、従えばいいのに…と我ながら思う。だけど、そ…

やりたくない、という動機

本当にこの世の中想い通りにはならないことばかりだ。 皆そんな世の中で、本当に一生懸命に生きている。私の人生など本当に他の人から見れば甘いのだろう。やらなくてはならないことを、だいぶ避けて通ってきた。 若い時代に乗り越えねばならなかったことを…

断捨離

物にしても、想いにしてもいらなくなった古いものは時には捨てることが必要だ。 断捨離については、関連した書籍がたくさん本屋に並んでいる。確か断捨離がブームとして取り上げられたのは、ずいぶんまえのような気がするけれど、未だに本屋にあれだけの断捨…

尊敬する女性

私には昔から尊敬している女性がいる。 その人は、いわゆる社会的弱者の人たちを助けることを、長年生業としてきた。 私は中学生の頃にその女性と出逢った。一目でその人に惹き付けられた。子供心に何か勘のようなものが働いたのだろう。 あなたにも、もちろ…

それぞれの生き方

私は昔、自分は路上生活者になると確信していた。そういう人を見かける度に、未来の自分の姿だと切なくなったものだった。 あなたは過去にどんな未来を想像していただろうか?人生にはまさかの坂があるという言葉に、本気で笑った想い出がある。 私の最大の…

分かり合うことは可能か?

人と人とが分かり合うことは可能なのだろうか? 最近そんな疑問がむくむくと沸き上がってきた。私とあなたが違う現実を見ているとしたら、分かり合うことなど不可能のように感じられる。 家族間の問題も職場での問題も、その他の様々な問題も人それぞれが、…

決断は自分でする

人は、どんな境遇にも慣れてしまうようだ。例えば旦那が本格的に休職して、三ヶ月以上経つが今の生活にも、もう慣れてしまった。 お互いの障害を承知で結婚したのだから、どちらかが調子を崩すのは覚悟の上。旦那二回、私一回の入院生活を含む結婚生活だ。 …

障害者と健常者

私の障害である統合失調症は、約100人に1人が発症するとされている。 100人に1人というと、私の感覚ではそれほど珍しい病でもないという印象を受ける。 自分の同級生の数を思い浮かべても、確率からいえば、自分だけではないと言える。 私は今日初めてリカ…

諦められない自分、変わらない自分

諦めるべきことを諦めた時に感じたのは、穏やかな気持ちだった。それと同時に自由な感覚。 しかし、またもや心は揺れている。 本当に諦めきれたのか?また心が振り出しに戻るのではないか? 本当に心というのは魔物だ。 自分のものなのに、制御しきれないと…

心の始末

自分の心の始末をするのは、大変だとつくづく思う。これは私だけなのだろうか? 怒りや悲しみからくるストレスからウツになってしまう人の多さからいうと、どうやら私だけの特徴ではないらしい。 では、心の始末が上手な人と下手な人の差は何だろうか? 私の…

忘れられないことを忘れる

誰にでも忘れられないことのひとつやふたつあると思います。 そんな私も、今そんなことでグズグズ悩んでます。あー、うざったいと思いながら…。 自分は何も変わっていない。それが一番がっかりします。 忘れられないことを忘れるには、思い出さないことでは…

タイミング

どうやら人生にはタイミングというものがあるようだ。 人との出逢い、本や映画、音楽や自然など。全てにおいて出逢いのタイミングがあるような気がする。 過去のあの時はそれほど心惹かれなかったものが、ある時心底心に響くというような体験をする機会があ…

時間と自由

時間はその人それぞれのリズムで流れているそうだ。 一時期「いま、ここ」という言葉が盛んに使われていたことがあった。私も意味も理解せずに使っていた。記憶に新しいと思う。 私たちが生きているということは、時間と共にあるということだと思う。 過去を…

病気について~あの頃の友人に感謝を込めて~

本日二回目の更新です。朝に続いてもう少し私自身の症状について触れたいと思います。 統合失調症を発症して、私の人格は一度壊れてしまったと認識している。 常識も、当たり前の理屈も全く通用しない。大きな赤ん坊のような存在になってしまった。 24歳の大…

病気について

今日は久しぶりに、自分の病気の話題でいきたいと思います。 私は24歳の時に統合失調症を発症して、一昨年の秋口に抑ウツ状態となり、4回目の入院生活を経験した。期間は1ヶ月だったが、薬の変更があった。 退院後に見事に軽躁状態となり、躁状態は治まらず…

私の考える自由とは

日々皆さんは働きそれぞれに社会貢献している。色々なことに縛られ、不自由な想いを抱えているのだろうと思う。 私は専業主婦で時間的な制約はない。何かに縛られている訳でもない。家事や日常の雑事を終えてしまえば、あとは自由に時間を使っている。 あな…

自分のために生きるとは

自分のために生きるとは、どういうことだろうか? よく自分のために生きることが、結果的に人のためにもなるという。 その逆も然りだと思う。 しかし、そこに打算が入れば結果は全く違うものになると思う。 私はつくづく自分のために生きていると感じる。そ…

自分を愛する

幸か不幸か、私は親にはならなかった。 主治医に、減薬して子供を産む道を進められたが、夫婦で話し合い結局子供はつくらないことに決めた。 私は子供を産み育てることが非常に怖かった。父との葛藤の真っ只中であったし、果たして自分と同じような障害を持…

依存から抜け出す

対人依存とは…他者に対する意識的、非意識的な強い依存欲求を持ち、他者からの承認や支持を過度に求めること…だそうだ。 まさに私は対人依存的な人間だった。 他者からの承認がなければ、どう動いて良いのか分からないほど、混乱していた時期があった。 そし…

ノートをなくして得られた教訓

私はいつも、まわりを責めてばかりいる。 何か窮地に立たされたとき、一番に感じるのは「自分のせい」ではなく「相手のせい」なのだ。 後になって振り返ってみれば、自分の悪かった点が見えてくるのに、一大事になれば心も瞳も曇ってしまう。 人のせいにして…

人間の素晴らしさ

私に見えている世界と、あなたに見えている世界は違う。 感じ方も、欲望も、これまでの生き方も、未来への希望も何もかも一致することはない。 私とあなたが違うのは、当たり前の事実だ。 例えば血のつながった親子でも、兄弟姉妹でも似ているようで、見えて…

変化することを忘れない

「相手が変わるのを待っていてはいけない。自分自身が変われば良い。」 よく言われ続けた言葉だ。 それというのも、私が愚痴ばかり言って過ごしてきたからだ。 自分を変えるのはとても難しい。自分自身のことをよく理解していなければ、たぶん変われない。 …

憂うつの波は消え去った

今日は素晴らしい青空だ。 拘っていた物事が、嘘のようにどうでもいいことのように感じられるほどの青空。 最近少しだけ心の整理が上手になったような気がしている。 過去の後悔や執着を手放すのは、とても難しいと感じていたけれど、ここ2,3日の間に何かが…

「執着心が起こす弊害」の裏話

私は過去のある時期に、ある一人の男性に執着していたことがあった。 それこそ、付き合っている訳でもない相手に、毎日電話をし完全なるストーカーだった。 今思えば、純粋に相手を好きだった訳ではない。 ただただ、自分のことを嫌う相手に認めてもらいたい…

執着心が起こす弊害

執着心とは「ひとつのことに心を囚われて、そこから離れられない」という心理状態だ。 執着心があると、良くないことが色々と起こってくる。物事に固執するあまり、まわりが見えなくなってくる。 人に意見されたとしても「言葉」が素直に入らず、堂々巡りに…

青い空を眺めながら想うこと

今日は、青い空には相応しくない想いを抱えている。 久し振りに憂うつの波が押し寄せて来ている。 過ぎ去ってしまったことを考えて、クヨクヨしても仕方ないのに、今さら「どうしてあんなことをしてしまったんだろう?」と、考えていた。 過ぎ去った時間は取…

不幸を喜劇に!

世の中には、人の数だけ様々な不幸が転がっている。 我が家は夫婦共に精神疾患があり、旦那は今まさに鬱である。 日に何度か居間に顔を出し、その時に旦那の無事を確認する。 それで良いのか?と問われそうだが、良いと思っている。一方が深刻になっている時…

自分を愛せるか

自分のことを好きであるか、そうでないかによって、人生への態度は随分違ってくる。 人生の途中で何かに対面した時、自分のことを好きな人は前向きな態度を取れるだろう。 そうでない人は、自分自身すら否定しているので、後ろ向きな態度を取りがちだと思う…

『想い』をちゃんと伝えられていますか?

あなたは大切な人に『想い』をちゃんと伝えているだろうか? 人生は一度きりでいつ相手に『想い』を伝えられなくなるかなんて分からない。 今日は元気で会えた人に、明日また会えるかどうかの確証などない。 人間はいつどうなるか分からないのだ。 私はとて…

相手を『思う』とはどういうことだろうか?

人は、個人の人格を誰しも持っている。 私たちは、何故相手に何かを望んでしまうのだろう。 人に期待しても、何かを望んでも叶えられることなど、殆んどないというのに。 人は誰しも、ある程度自己中心的な面を持っているのだろう。 例えば、あなたの大切な…