怒りは何も生み出さない
私は時々、心の中が怒りでいっぱいになり、どうしようもなくなるときがある。
誰しもそういうことはあるかもしれない。
そこで、その怒りを対象にぶつけるかぶつけないかで、物事は違ってくる。
私自身はカッとなると止まらない。結果その怒りを対象にぶつける。
それが時には、自分にとって必要なときもあるかもしれない。
しかし、多くの怒りは何も生み出しはしない。
怒りになる前の、心の中に渦巻く感情を分析してみると良いかもしれない。
すると、それがどのような感情なのか分かってくる。
もしかして、不安なのかもしれない。分かって貰えない淋しさや虚しさかもしれない。
整理してみれば、感情をどう消化していけば良いのか分かってくると思う。
人にぶつけた怒りはもう戻らない。つけてしまった傷は相手の心から一生消えないかもしれない。
もう、残り僅かで今年も終わる。
来年の年頭所感は、決して怒りをぶつけないこと。それに尽きる。
もし怒りが沸いてきたら、笑いに変えてみようか。