どんなふうに人を見ているか

あなたは相手の長所を見る方だろうか？

それとも、欠点を見てしまう方だろうか？

私はどちらかと言えば、人の欠点が目についていまう方だ。一旦欠点が見えてしまうと、もう止まらない。欠点しか目に入らない。

だからといって、人を信頼していない訳ではない。逆に全体として人間を信頼している。

普通、欠点が目に入るからと言って相手を嫌いな訳ではないだろう。

意識しているのだ。

しかも、猛烈に意識している。

一番人間にとって悲しい評価は「好きでも、嫌いでもない。」だろう。

話を戻そう。

自分がぐちぐち文句を言ってしまう場合においては、相手に期待していたり好きである場合が殆んどだ。

どうでもいい相手には文句さえ出ない。

しかし考えてしまう。悪口も言わない。長所を見ることが自然となっている人というのは、逆にあまり他人に期待もしないし、関心がない人なのではないかと疑ってしまうのは私だけだろうか？

もちろん、純粋に人の美点を見れる立派な人もいると思う。

ぐちぐち文句を言っている人の共通点は、隠し持った劣等感であると思う。(これにも例外はあると思うが。)この頃思うのだけれど、それも何とも人間らしくて良いのではないかと感じる。

いずれにしろ、相手に対しての期待や関心があれば、どちらの見方でもあまり問題はないと思う。

できれば、愚痴は少なく生きていきたいものですが…。