自分のために生きるとは

 

自分のために生きるとは、どういうことだろうか?

 

よく自分のために生きることが、結果的に人のためにもなるという。

その逆も然りだと思う。

しかし、そこに打算が入れば結果は全く違うものになると思う。

 

私はつくづく自分のために生きていると感じる。それは、やりたいこともやりたくないことも含めて行動しているということだ。

自分らしいか、らしくないかで言えば自分らしく生きていると感じる。

まわりは混乱しているかもしれないけれど、究極は自分らしく生きることが、自分もまわりも幸せになる道だと信じている。

もちろんまわりとの軋轢も生まれる。

けれども、自分の欲求を誰かが誰かのために隠してしまえば、その人は不幸せになってしまう。

 

恩着せがましい人もいる。

「あなたのため」というやつだ。自分の心に聞いてみるべきだと思う。その人は自分のためにやっているのは明らかだ。

人は自分の人生を自分で選びとっている。どんな受け入れ難いことであっても、態度を決めるのは自分だ。

「あなたのため」は言い分けでしかないと思う。

 

どんなに大変なことでも、自分の本当の意志でやれば「あなたのため」ではなくなる。

それが互いの幸せであると思う。

 

自分の心に正直に生きるのが一番良いと思う。それは、自分勝手とは似て非なるものだ。目的に近づくには、どんな大変なことでも自然とやっているのではないだろうか。

 

人のために生きるのも、自分のために生きるのも、そこに純粋な意志があれば同じことだと思う。

人はどうしても感謝の心を求めてしまう。でもそれを求めるのは違う気がする。

感謝の気持ちを求めるとその行為が汚れてしまうような気がする。

 

それを知ってさえいれば、少しは気持ちが楽になると思う。

 

「あなたのため」という生き方はしたくない。

 

あなたの大切な人は、きっとあなたの笑顔を求めている。

 


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